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都会と地方で働く女性の比較論をあるサイトでみたことをきっかけにいろいろ調べてみました。私自身は地方都市に住んでいて、地方の就職難を実感していたのですが、地方の女性にとって有利な仕事もあることがわかったので、紹介サイトを開設しました。
1986年の男女雇用機会均等法以降、働く女性の環境は変わってきましたが、それでも男性を中心とした環境であることは否めません。2000年以降は、特に女性の社会進出は目覚しく、都会だけでなく地方でも総合職の女性がキャリアアップを目指して日夜仕事に励んでいる状況となっています。そして、今ではその働く女性も二極化していると言われています。
ひとつは、男性と同じように深夜残業も厭わず、がむしゃらに働いてキャリアアップを目指すケース、もうひとつはワークライフバランスを考えて残業の少ない仕事をするというケース。前者はいわゆる総合職の正社員で、後者は一般職や派遣社員のような勤務形態となることが多いようです。
仕事は嫌いじゃないので、誰よりも頑張って成果を出して行きたいと毎日残業をし続けていくうちに、心身とも疲れてしまい、リタイアしてしまう。あるいは、仕事は嫌いじゃないし男性に負けないくらいの成果は出せるけれど、毎日残業が続くのは嫌なので、パートや派遣社員という勤務形態で我慢している。こういった二つのケースが多く、女性にとっては、「ちょうど良い働き方」が存在しないように見えます。
女性の「ちょうど良い働き方」とはどんな勤務形態でしょうか?若い女性を対象にしたある調査によると、仕事は頑張ってやるけれど、残業は遅くても20時までで、その後はプライベートな時間を大切にしたい。つまり、メリハリのある働き方をしたいとの回答がもっとも多かったということです。
しかし、ちょうど良い働き方は、そう簡単に実現できるものではなさそうです。今の世の中や会社の仕組みを変えるには、女性が積極的に発信するとともに、問題意識を持ち続けることが必要です。とはいえ、社会の仕組みが大きく変わるには、まだまだ時間がかかると思われます。
現代では、働く女性は頑張れば頑張るほどストレスが溜まって体調を崩したり、最初からセーブしながら仕事をしようとすると、簡単な事務仕事しか任されず不満が残ってしまう。。。ということが多いように感じます。このジレンマを抜け出すには、冷静にその場の状況を判断して、会社が「自分に期待していること」を知り、頑張らなくていいことにまで労力を費やさないということを考えてみる必要があるかもしれません。
周囲の人に、君ならできる、などと持ち上げられて、つい「頑張ります」と何でも引き受けてしまうと、結局頑張りすぎて、そこで燃え尽きてしまうのです。ですから、走り出す前に少し冷静になって、「自分に本当に期待されているものは何なのか」を客観的な視点で考えてみることが必要です。そんなに無茶な頑張りを見せなくても、周囲に期待されていることをしっかりやって、大きなミスさえしなければ、きちんと評価されるはずです。
ここで大切なのは、自分を自分で客観視できているかということです。それが自分ではわからない場合は、第三者の目でしっかり確認してもらうことです。自分が「人から期待されている」と考える点が、第三者の目から見る「期待する点」と一致していれば、その方針で進んでいけばいいのです。
最近よく聞く言葉としてワークライフバランスという言葉があります。内閣府によると、その定義は「誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、子育て・介護の時間や、家庭、地域、自己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができる」こととされています。
仕事優先派の女性もプライベート重視派の女性も、一旦仕事を離れるとプライベートを充実させたい気持ちに変わりはありません。
ここでは、プライベートに特化して、地方と都会で働く女性の悩みを取り上げていきます。
看護師は少子高齢化を背景に、需要の高い職種であり、常に人材不足が問題になっています。
看護師の仕事は、資格がなければできない仕事のため、その収入は他の職業に比べて高く、求人も多くあります。